取扱商材は全国・世界で流通
「社員を大切にする会社」
仙味エキス株式会社大洲市
取り扱う商品は全国規模での展開をみせ、日本を代表する総合商社とも取り引きがある会社が大洲にあります。それが、仙味エキス株式会社です。仙人の味のような理想的な味・健康を求めて、天然調味料を作り続けている研究開発型の企業を伺いました。
管理部総務課長:西村健二郎さん、研究開発部第1課:元木祥子さん
管理部総務課長:西村健二郎さん、
研究開発部第1課:元木祥子さん
技術から始まった会社
品質へのこだわりが生む信頼
今回、案内して頂いたのは管理部総務課長の西村健二郎さん。西村さんは八幡浜市出身で、松山商科大学経営学部を卒業後、一般の食品商社に就職されました。その後、実家の家業を手伝い、平成10年に仙味エキス株式会社に入社されました。西村さんは、これまでの20年間、管理部で採用、研修など人材育成に関する業務に携わってきています。
同社をお伺いして最初に感じたのが徹底した衛生管理の高さでした。事務所へ入る際も、靴を消毒してから玄関へと上がります。衛生管理の根幹には、研究開発者であった、先代の会長や、同じく、研究者でもある筬島克裕社長という2人の研究畑出身の経営者の強い想いが、形となって会社に表れています。
創業時から、引き継がれている、「食は命綱」「安心安全」を理念にしている同社の取り組みは徹底しており、西村さんが入社当時にはすでに工場全体でHACCP認定を取得している、当時の日本国内でも数少ない工場でした。
その後イワシペプチドの血圧降下作用に着目し、平成11年には早くも「特定保健用食品」の認定も受けています。
仙味エキスは製品の安全管理、開発に対しては徹底的にこだわる会社であり、その姿勢が外部への安心感につながっているのかもしれません。
1人一つのプロジェクト
責任者として任される醍醐味
そんな仙味エキスの信頼の一端を担うのが、元木祥子さんです。
元木さんは京都府立大学大学院生命環境科学研究科を卒業した後、2014年4月に仙味エキスに入社し、研究開発部第1課に配属されて今年で5年目になります。
元木さんに、仙味エキスに入社を決めた理由をお聞きしました。
「高校時代から、タンパク質に興味を持っていて、将来食品や物づくりを通じて世の中に貢献したいとの想いがありました。そんな折、仙味エキスと出会い、前会長が、研究された魚介の液状化などを食糧難に生かすという信念にとても共感したのを覚えています。」
部署では一つの商品を一人で担当しています。その分、責任も感じるそうですが、お客様の求めるものがどこにあるのかを丁寧に考え、その課題解決に近づけることで、自分自身のモチベーションが上がると元木さんは言います。ちょうど、取材前日には、元木さん自身が開発した新製品のエキスが初めて工場で製造段階に入ったと、嬉しそうに、そのやりがいについても話してくれました。
研究過程では、上手くいかずに悩むこともあるそうですが、そんな時には、さりげなく職場の先輩や同僚が声をかけてくれるので、自分で抱え込むことなく、仕事に取り組めるようです。
自分らしく元気に働ける職場だとはっきりと言われる、元木さんの笑顔はとても印象的でした。
アットホームな会社を象徴する
数々の社内文化・制度
会社のことや仕事のことを話す時の元木さんの表情が象徴するように、仙味エキスの職場は笑顔で溢れていて、アットホームな会社の雰囲気の良さが会社の魅力だと感じました。
社員旅行など年間を通していろんな社内イベントを行っており、4月のお花見会兼新入社員歓迎会には家族も招かれて盛大に開かれています。また社内にはバトミントン部、サッカー部があり、地元の企業と親善試合を行ったり、大会に参加したりしています。また女性にはお華の教室もあって、女性を中心に多くの社員の皆さんが参加して楽しんでいるそうです。
また仙味エキスでは転勤がほとんどなく、社員寮も本社近くに設けられています。1Rで、エアコンなど基本的なものは備え付けられて、家賃は月6千円。利用する社員の費用負担を抑えた金額で、県外出身の方を始め、遠方の方に安心して住める環境を提供しています
その他にも、前会長の奥様は社員の子どもさんが小学校に入学される際や、歓送迎会の時にも、子どもさんにプレゼントを渡されているそうです。
前会長から引き継がれた「社員を大切に」という想いが全社に浸透しているからこそ、皆さん笑顔で生き生きと働かれているのかもしれません。
社員を大切にする会社であり
社員から大切にされる会社
西村課長は、社員の皆さんの働く環境を整える為に、社員寮や、社長が勧めている人材育成を実務面で長年サポートされてきました。人に対しての想いが強い会社だからこそ、定年を迎えてからもできるかぎり頑張っていきたいと、西村さんは思っているそうです。
同じように、研究開発部第1課の元木さんも、就職活動の時には、他の企業からも内定はもらっていたそうですが、仙味エキスの社員を大切にする社風に強い魅力を感じたことで、同社への入社を決めたそうです。
仙味エキスの想いに共感する社員が集まっているからこそ、仕事に妥協せず、品質の高い商品を生み出す会社として信頼され支持されているのかもしれません。
現在、仙味エキスでは、主に技術職、研究開発職の方を募集されています。1人1人がプロジェクトを任される、やりがいのある職場であると同時に、アットホームな環境で開発が出来る魅力的な職場です。
これまでは商社や漁連などの代理店を通してメーカーへの販売が中心でしたが、更に一般消費者向けの商品開発にも力を入れていく、仙味エキス株式会社の今後に大いに期待です。
皆様のプロフィール
Interviewee Profile
仙味エキス株式会社
管理部総務課長
西村健二郎さん
1958年生まれ、現在59歳。子供が小さい時には、自然の中へ出かけ、一緒に遊んだりキャッチボールの相手をしたりなどされていたそうです。休日には、夫婦で出かけることが多く、買い物や映画を見て過ごされているそうです。
〇〇〇〇の
求人情報を見る
仙味エキス株式会社
研究開発部第1課
元木祥子さん
徳島県出身の元木さん。現在は、会社の寮に住まれており、普段は同僚と一緒に食事するなど和気あいあいとした時間を過ごしているそうです。また、休日は車で松山に行き、ラーメン店や温泉巡りを楽しんでいるそうです。
〇〇〇〇の
求人情報を見る
企業概要
Corporate Profile
-
- 社 名
- 仙味エキス株式会社
-
- 住 所
- 愛媛県大洲市平野町野田779番地2
-
- 電話番号
- 0893-24-6878
-
- 事業内容
- 魚介・畜産を原料とした業務用エキス調味料及び機能性食品素材(特定保健用食品原料等)の製造・販売
一般消費者向け加工食品の製造・販売
-
- 従業員数
- 190人
-
- ホームページ
- http://www.senmiekisu.co.jp/
求人情報を見る
この他の
全ての
を見る
「あのこの愛媛」は愛媛県の
公式求人情報・移住情報サイトです
- 「あのこの愛媛」は愛媛県が運営しています。
- 伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫、いよぎん地域経済研究センター、エス・ピー・シー、野村総合研究所、HRソリューションズ(以上、順不同)は「あのこの愛媛」の運営・推進に協力しています。
- 著作権者の許可なく、サイト掲載のコンテンツを利用・転用することを禁じます。