ミウラジョブパートナー株式会社｜あの人この人愛媛求人インタビュー

あの人この人愛媛求人インタビュー

「働く第一歩はここから」
全社員が創るミウラのカタチ

ミウラジョブパートナー株式会社愛媛県松山市堀江町

愛媛県松山市にあるミウラジョブパートナー株式会社は、建屋内清掃や洗濯、加工部品の検品などを行う会社です。仕事を通じて、社員一人ひとりの物心両面の豊かさを支える同社を伺いました。

執行役員　人財統括部統括部長：谷水　恭子さん／総務部課長　クリーンサービス部課長：徳永　正明さん／クリーンサービス部：樫山　飛鳥さん

執行役員　人財統括部統括部長：谷水　恭子さん
総務部課長　クリーンサービス部課長：徳永　正明さん
クリーンサービス部：樫山　飛鳥さん

（動画再生時間 2:09）

「自分たちで作り上げる職場」
世界共通のモットーとは

2017年2月に設立したミウラジョブパートナー株式会社は、三浦工業株式会社の特例子会社として松山市に設立されました。1986年に入社し、現在は執行役員および人財統括部の統括部長を担う谷水恭子さんに、ミウラグループが持つモットーや、三浦工業株式会社との関係性について伺いました。

「三浦工業株式会社の創業者である三浦保の時代から、ずっと受け継がれている「我々はわが社を最も働きがいのある、最も働きやすい職場にしよう」というモットーは、会社から何かを与えられることを期待するのではなく、私たちが会社をより良く、働きがいのある職場にしていこうという意味が込められています。これはミウラグループ共通のモットーなので、全世界で唱和しています。そうすることで、全社員と共通した目的を意識しながら、個人で物事を考え行動することができています。」

また、同社は設立当初、仕事の依頼が少なかったそうですが、状況を変えるために様々な部署へ赴き、お困りごとがないかヒアリングをしていったそうです。そういったモットーにならった行動があったことで、現在の多種多様な仕事を受注するようになったそうです。

「苦手は仕事を通し得意に」
感謝の声が受賞の道へ

多種多様な仕事がある中で、清掃業務が中心となる同社では、清掃班長である樫山飛鳥さんがいきいきと働いています。そんな樫山さんに、入社当時の心境や現在の仕事について伺いました。

「私は人と関わることが苦手だったので、入社する前は不安でした。しかし、実際に働いてみると、先輩から優しい声がけをいただき、すぐに安心できました。そのように、後輩の私へ声がけをする先輩の姿を見て「私もこんな先輩になりたい」と目標ができました。班長になった現在は、その目標を意識し声がけを行うことで、人と関わることが得意になりました。」

そういった樫山さんの仕事に対する姿勢は、お客様にも好評で、感謝の声をいただくことが、仕事への意欲に繋がっているそうです。その結果、清掃業務への姿勢が功を奏してアビリンピックでは、ビルクリーニング部門にて2度の金賞を獲得しました。
また、樫山さんは誰に対しても元気な挨拶を心がけることで、ミウラグループの社員から「いつも気持ちの良い挨拶をありがとう」というメールをいただいたこともあるそうです。樫山さんのこのような姿勢は、他の社員からも尊敬されており、今後のご活躍に大きな期待が寄せられています。

一人ひとりに合わせた仕事を
発言で培う「伝達力」

そんな、樫山さんのように目標を持ち自己成長ができる同社で、総務部課長およびクリーンサービス部課長を担う徳永正明さんにサポート体制や仕事内容について伺いました。

「入社後、まず初めに清掃をしていただき、ご本人の特性を考慮し相談した上で担っていただく仕事を決めています。仕事では、班を作り複数人で作業を行うため、伝達力が必要になります。そのため弊社では、朝礼などの一人ひとりが発言する機会を設けることで、年を追うごとに伝達力は上達していることを感じています。社員が堂々と発表をしている姿を見ると、私も嬉しくなります。」

「また、弊社では紙の仕分けや、部品の袋詰めなど様々な仕事がありますが、新しい仕事になっても作業手順書をもとに、繰り返し説明して覚えていただけるようサポートしています。なので、安心して作業スピードや品質の向上を目指せる仕組みになっています。」

同社では他にも、スポーツなどのクラブ活動も盛んで、日々の練習を通して全国大会に出場する社員もいました。社員皆で応援するような温かい雰囲気に包まれていました。

「作業手順書」を通し、作業をレクチャーする徳永さんと、作業への理解を深める樫山さん。

「社員の今後も支えたい」
想いは働きやすさへ

一人ひとりに合わせた働き方を創出し、業務の垣根を越えてコミュニケーションを大切にしている同社。その想いについて谷水さんに伺いました。

「弊社では、障がいの種類で採否を決めておらず、どなたでも働くことができます。例えば、聴覚に障がいのある社員が問題なく話し合いや仕事を進められるように、音声認識（音声入力）アプリを活用しています。社員の一人ひとりが今後も社会人として自立し、活躍する人材になっていただきたいという想いのもと、体制を整えています。」

最後に、谷水さんに今後の同社の展望について伺いました。
「日頃から、障がいのある社員と接する中で「人を思いやる気持ち」「一生懸命仕事をする」といった大切なことを、学ばせていただいております。これからも弊社では、三浦工業株式会社から信頼され感謝されるパートナーとして成長していけるように、1人でも多くの障がいのある方々の採用をしていきたいと思っています。自ら物事を考え、周りと協力する意思がある方のご応募をお待ちしております。」