あの人この人 愛媛求人インタビュー

愛媛県松山市にある株式会社Akariが運営する、パイ専門店Tsutsumi。

人々に愛されるお菓子を
全社員が形作るパイ専門店

株式会社Akari愛媛県松山市北斎院町

愛媛県松山市にある株式会社Akariは、2022年3月に設立し、パイの製造や卸売り、店舗運営を手掛ける会社です。障がいをもつ社員を中心に、地域や社会に愛される「お菓子づくり」を提供している同社に伺いました。

施設長:児玉 万年さん/製造職:上杉 龍生さん

施設長:児玉 万年さん
製造職:上杉 龍生さん

(動画再生時間 1:15)

全ての業務は「お菓子づくり」
喜びが循環する会社へ

株式会社Akariはパイ専門店Tsutsumiを運営し、「お菓子づくり」を通して社会貢献をしている会社です。施設長を担う児玉万年さんは、同社のグループ企業となる、有限会社ラポール代表取締役の橘憲一郎氏の想いに感銘を受け、入社を決意されたそうです。

「ラポールが店長を募集していた当時、代表取締役である橘憲一郎の『ラポールを愛媛県で1番のケーキ屋にしたい』という真剣な想いを聞いているうちに、自身がお菓子づくりをしていた経験を活かして、社長の力になりたいと思い入社をしました。」

当時の想いを熱く語ってくれた児玉さん。ラポールグループでは全社で共通した企業理念を掲げているそうです。
「弊社は、『お菓子づくりは笑顔づくり 豊かさは心に橋を架ける』という企業理念のもと運営しています。お菓子づくりとは、社員が携わるパイの製造だけでなく、掃除や挨拶、お菓子のラッピングなど全ての業務のことを指しています。そうしたお菓子づくりを通して、お客様に笑顔になっていただけるよう仕事に取り組んでいます。また、喜ぶお客様の姿は社員のやりがいや、仕事への意欲にも繋がっています。そんな素晴らしい循環のある会社を、今後も目指していきたいと思います。」

企業理念のもと、お客様が笑顔になる会社づくりをしていきたいと教えてくれた児玉さん。

挑戦が生み出した人気商品
社員の可能性が活きる環境を

お菓子づくりを通してたくさんの笑顔を生み出している同社ですが、店舗を見渡せば企業理念を体現するかのように、生き生きと活躍する社員の姿がありました。

「弊社は、『社員の皆で作り上げていく』という考え方を大切にしており、どなたでも安心して挑戦できる環境を整えています。商品開発に挑戦した社員は、評価されることが苦手でしたが、他の社員と試作や試食を行いながらアドバイスをもらうことで、協力して商品開発を進めることができました。その結果、社員が考案した商品が店頭に並び、行列ができるほどの人気商品になりました。そのように、挑戦することで喜びを得られる機会は製造以外にもあり、弊社のユニフォームや社名も社員が考案しています。社名については、社員1人ひとりが秘めている可能性を意味した『明かり』にちなんで付けられました。また、社員のご家族が働く様子を見に来られることがあるのですが、商品を嬉しそうに購入してくださる様子を見ると、より一層仕事に対するやりがいを感じます。」

社員の真剣に働く姿は、そのご家族が様子を見に来ることもあるそうです。

朝礼で知るお客様の声
自ら行動し、支え合う職場へ

社員が主軸となって会社を作り上げている同社で、パイ製造を担う上杉龍生さんに、自身の仕事内容について伺いました。

「私は、Tsutsumiのオープンスタッフとして入社しました。現在の仕事はパイ包み、材料の計量、パイの飾り付けなどを行っています。社内で行われている朝礼を通し、お客様の『美味しかった』『また来るね』という温かい声を知れることが、嬉しさとやりがいに繋がっています。入社前、実習生として作業体験している時に、パイの包みがうまく出来なかったのですが、周りの社員からアドバイスをいただいたことで、前向きに作業ができました。そのように周りの方が、分からない所は快く教えてくださるので、徐々にできることが増えていきました。また、男手が必要な力仕事は、率先して自ら行うことで、協力して働くことの大切さを感じています。最初は、社会人1年目だったこともあり不安もありましたが、作業や環境に慣れていくうちに、楽しく働けるようになりました。今後も楽しむことを忘れず、皆と協力しながら仕事をしていきたいです。」

お客様の声や先輩からのアドバイスで、前向きに仕事に取り組めたと話す上杉さん。

会社と社員の「ありたい姿」
世界も見据えた展開を

自身の強みを活かした働き方で、やりがいのある仕事ができる同社。児玉さんに、求める人材像について伺いました。

「弊社は今後も地域から長く愛され、お客様に喜んでいただけるお菓子づくりをしていきたいと考えております。そのため、求める人材は経験やスキルの豊富さより、笑顔や挨拶、やる気があり『社員の皆で作り上げていく』という弊社の考え方を大切にできる方を採用したいと考えております。また一般就労を目指す社員には、段階を踏んで実績を身につけられる体制を整え、社員に合わせたスキルアップを実現していきます。」

最後に、同社の今後の展開について伺いました。
「今後はベトナムのチョコレートを使用して、ベトナムの経済に貢献する新規事業や、グループ会社と連携した新たな商品開発なども考えています。今後も弊社が地域の枠にとどまらず、社会全体に貢献していくことで、更に多様な人材を受け入れるような会社になることを目指していきます。」

パイづくりに取り組む上杉さんと、それを温かく見守る児玉さん。

皆様のプロフィール

Interviewee Profile

児玉 万年さん

株式会社Akari
施設長

児玉 万年さん

児玉さんは前職で出張が多かったそうですが、家庭のことを考えて地元である松山に帰省し、現在は施設長として障がい者支援に取り組みながら、仕事とプライベートの時間を大切にしているそうです。

〇〇〇〇の
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上杉 龍生さん

株式会社Akari
製造職

上杉 龍生さん

普段は、サッカーや野球などのスポーツ観戦を楽しみ、ゆっくり過ごされているそうです。テレビ視聴やゲームをプレイしながら、リラックスする時間を大切にされているようでした。

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企業概要

Corporate Profile

  • 社  名
    株式会社Akari
  • 住  所
    〒791-8031 愛媛県松山市北斎院町20-1
  • 電話番号
    089-954-4028
  • 事業内容
    パイの製造や卸売り、販売等
  • 従業員数
    21名(2022年11月29日時点)
  • ホームページ
    https://www.tsutsumi-akari.com/
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