- ※1 今治市は「単身世帯」・「2人以上の世帯」ともに支給金額30万円
- ※2 申請日が属する年度の4月1日時点において18歳未満の世帯員(注)を帯同して移住する場合。
注) ただし、申請日が属する年度の4月2日が18歳の誕生日の者を含む。
移住先の市により加算支給の有無や金額が異なります。
詳細は移住先の市にお問合せください。
・今治市:10万円加算
・宇和島市・西予市:30万円加算
・大洲市:60万円加算
・新居浜市・四国中央市:100万円加算
愛媛の暮らしのデータ
出典:2022年小売物価統計調査
出典:令和3年
社会生活基本調査
出典:大東建託(株)
街の幸福度&住み続けたい街ランキング2023
これらの愛媛暮らしのデータは、早く帰宅して、子育てや余暇や趣味などに長く時間が使えることを表しています。手頃な住宅費で職場の近くに住めたり、交通網が充実していることが背景にありそうです。
地元へのUターン就職や、自然に囲まれた生活へのあこがれだけでなく、よりよいワークライフバランスを実現するために、愛媛県への移住を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
東京23区(在住者、または東京圏在住で23区への通勤者)から愛媛県今治市、宇和島市、新居浜市、西条市、大洲市、四国中央市、西予市のいずれかの市へ移住し、愛媛県が選定した中小企業等に就業された方などが対象になります。主な要件をご案内します。
市によって、年度内に申請を受付できる上限が異なるほか、移住支援金を受給するための要件が、このほかにも複数あります。あらかじめ転入予定先の市の担当課にお問い合わせをいただくようお願いします。
移住支援金についての主な要件・支給金交付までの流れをご案内しましたが、詳細は 移住支援事業の詳細について(PDF:134KB) をご覧ください。
移住元の要件
AとBの
両方の条件を
満たす方です
A
移住先に住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上、東京23区内に在住又は東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し、東京23区内への通勤をしていた方。
B
住民票を移す直前に、連続して1年以上、東京23区内に在住又は東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し、東京23区内への通勤をしていた方。
東京圏:東京・神奈川・千葉・埼玉
移住先の要件
どこに移住すると
対象になるの?
今治市、宇和島市、
新居浜市、
西条市、大洲市、
四国中央市、西予市の
いずれかに
移住された方。
就業の要件
愛媛県が
「あのこの愛媛」に
移住支援金の対象求人
として掲載している
求人であること
愛媛県が運営する、愛媛の求人・移住総合情報サイト「あのこの愛媛」(https://ano-kono.ehime.jp)です。最新の求人情報をお届けしています。
その他の要件
他にも
移住支援金対象となる
要件があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
(対象求人への就業の場合)
本制度に関する詳細は、移住支援事業の詳細について(PDF:134KB) をご覧ください。
注意事項
(必ずお読みください)
以下の場合は全額又は半額を返還しなければなりません。ご注意ください。
いまばりし
愛媛県の北東部に位置しています。広島県尾道市とつながっている「しまなみ海道」は、美しい海と瀬戸内に浮かぶ島々が織りなす絶景が魅力的です。タオル、縫製、造船などを基幹産業に、松山市に次ぐ県下第2の都市として発展を遂げてきました。風光明媚な瀬戸内海の景観、大山祇神社や村上海賊の海城址などの歴史遺産も豊富で、観光都市としての魅力も十分。日本の海運企業が所有する外航船の約4割を今治の船主が占めるなど、造船・海運都市としての顔も持ちます。
今治市
にいはまし
新居浜市は、住友グループによる別子銅山開坑によって繁栄した企業城下町で、沿岸地域には住友関連の工場群が形成された、四国屈指の臨海工業都市です。また、四国のほぼ中央に位置しており、南は四国山地を境として高知県に接し、北は瀬戸内海に面した、山あり海あり離島ありの豊かな自然と、別子銅山近代化産業遺産や太鼓祭りをはじめとする歴史や文化、ものづくりの技など、数多くの地域資源があるまちです。
新居浜市
さいじょうし
今治市と同じ東予地方にある西条市は、西日本で一番高い山、石鎚山(標高1982m)のふもとに位置する市です。温暖な気候、良質な自噴水「うちぬき」に代表される豊かな自然環境、歴史ある寺社や名湯といった観光資源に恵まれています。産業は農業、漁業、製造業が盛んで、はだか麦やあたご柿、春の七草などは日本一の生産量を誇ります。西条市は移住・定住推進に積極的に取り組んでおり、民間の「住みたい田舎ランキング」などでも、たびたび上位に取り上げられています。
しこくちゅうおうし
四国のほぼ中央に位置し、四国内の各県庁所在地までの所要時間が45分~1時間30分とアクセスが便利な街です。製紙業・紙加工業が盛んな日本一の「紙」のまちで、紙製品の製造品出荷額は17年連続全国1位。中山間部に位置する新宮地域は、無農薬栽培にこだわるお茶どころであり、お茶を活かした「霧の森大福」は発売当初から根強く愛される人気商品となっています。県内外から多くの人が訪れ、交流できるあったかなまちづくりを展開しています。
四国中央市
うわじまし
宇和島市は南予地方の中心都市。西を宇和海、それ以外の三方を山地で囲まれ、全国有数の漁港の数を誇ります。農業では柑橘・米、漁業では真珠・タイ・ハマチ、食品加工業ではじゃこ天・かまぼこなどの生産が盛んで、とくに真珠と真鯛の生産量は全国トップクラスです。食の豊かさが魅力の宇和島市ですが、宇和島城、闘牛など観光スポットも豊富です。鬼ヶ城山系は南予アルプスとも呼ばれるほどの絶景で、広葉樹林が多い山頂付近では、冬になると美しく見事な樹氷が見られます。
宇和島市
おおずし
大洲市は南予地方に位置し、肱川の流域にある大洲城を中心に発展した旧城下町で、古く趣のある街並みから「伊予の小京都」とも呼ばれています。主な産業は農業(米、柑橘、畜産等)、林業(乾しいたけ等)、水産業(鮎、うなぎ等)、製造業(木材加工、食料品加工等)。海、山、川が織りなす多彩な景観、大洲城、武家屋敷などの歴史的建造物や街並み、肱川の「鵜飼い」や「いもたき」など観光資源も豊富。松山市まで40分程度でアクセスできる利便性も魅力です。
大洲市
せいよし
西予市は南予地方に位置し、西は宇和海、東は高知県と接する、海から山まで東西に長い市域を持っていることが特徴の市です。主な産業は農業(米、柑橘、麦、酪農、畜産等)、漁業(ハマチ、ヒラメ、真珠等)、養蚕(伊予生糸)。東西に長いだけでなく、標高差は1400m。海、里、山のエリアごとに、ゆったりとした自然を味わうことができます。自然に囲まれ、落ち着いた時間の流れの中で暮らしたいという移住希望者に、注目していただきたいエリアです。
東京都にある相談窓口
〒100-0006
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8階
つながらない場合03−6273−4401(センター代表)へ お電話ください。
対面 / 電話 / メール / オンライン
※対面・メール・オンラインでのご相談をご希望の方は、
最初は お問い合わせフォームよりご連絡ください。
愛媛ふるさと暮らし応援センター
えひめ移住コンシェルジュ 松原さんに
お話を伺いました。
※このインタビューは令和3年7月時点のものです。
現在、松原さんは令和5年7月に開設した大阪相談窓口で勤務されており、東京相談窓口では、えひめ移住コンシェルジュの竹内さんが皆様からの移住相談を受け付けています。
お問い合わせ先など、詳しくは「えひめ移住ネット」をご覧ください。
▶「移住相談窓口」https://e-iju.net/consult/
「移住コンシェルジュ」のお仕事内容について教えていただけますか?
「愛媛ふるさと暮らし応援センター」は、愛媛県への移住に興味をお持ちの方をサポートする相談窓口で、私は東京窓口を担当しています。最近では移住に限らず、二拠点居住やワーケーション希望の方も含めて、愛媛県に興味をお持ちの方のお話を伺うことも、移住コンシェルジュの役割です。そのほかに、移住に関連するイベントやフェア、セミナーなどについて、企画や運営サポートも行っています。
移住先のお仕事も紹介してもらえるのですか?
こちらでは、主に移住後の暮らしについてご紹介しておりまして、お仕事紹介に関しては、「ふるさと愛媛Uターンセンターおしごと相談窓口」という別の窓口がございます。移住に関して言えば、私の窓口はその入口でして、愛媛に興味を持った方に、どのような地域があるのか、どんな産業が盛んなのか、そして移住の進め方などを説明させていただくことが多いですね。
具体的に、どこかの市や町に興味をお持ちであれば、その地域の移住担当者におつなぎし、地域と連携して相談者をサポートすることも、東京窓口の大切な役割になっています。
松原さんは愛媛のご出身ですか?
はい。砥部町の出身です。5年ほど前、転職を機に愛媛から東京へやって来まして、WEBでの就職情報サービス、映像制作会社での勤務を経て、2018年7月より「認定NPO法人ふるさと回帰支援センター」で、えひめ移住コンシェルジュとして働いています。愛媛県で生まれ育ち、松山市での勤務経験や一人暮らしの経験もあります。東京での勤務歴も長くなり、愛媛と東京の両方の生活について分かるので、きっとお役に立てるのではないかと思い、転職を決めました。
「愛媛ふるさと暮らし応援センター」があるのは東京有楽町ですが、やはり相談される方は東京や近郊にお住いの方が多いのでしょうか?
以前は東京とその近郊の県にお住まいの方からの相談が多かったのですが、新型コロナウイルスの流行後はオンラインでの相談が一般的になり、関西や東北の方など、エリアを問わずご相談していただけるようになりました。
オンラインでの相談が始まった頃は、センターで直接相談をしたいという方が多かったのですが、今では最初からオンライン相談を希望される方がほとんどです。リモートワークやオンラインイベントなどが一般化してきたので、みなさんオンラインでお話することに抵抗感がなくなっていて、結果として様々なエリアの方の相談をお受けできるようになりました。
相談に来られる方ですが、単身の方とご家族がいらっしゃる方、どちらの方が多いのでしょうか?
これは私の感覚ですが、半々くらいだと思います。年齢層は20代から60代まで幅広い世代の方が相談にいらっしゃいますね。コロナ前は30代、40代の方の相談が圧倒的に多かったのですが、コロナ後はとくに20代の方の相談が増えている印象があります。
コロナで生活様式が変化し、そのタイミングで愛媛に戻って生活したいというUターン希望者も増えていまして、働く場所や生活する場所は、東京やその近郊でなくてもいいかもと、コロナ禍をきっかけに感じ始めている方が多いのかもしれませんね。
UIJターンでいうと、Uターン希望の方の相談が多いのですか?
以前は愛媛には行ったことがないけど、Iターン先として興味があるという方の相談が多くありました。ところが、ここ1年ほどはUターン希望の相談者が増えていまして、Iターン希望の方も以前のように漠然とした相談ではなく、より移住への真剣度が上がっている気がしています。
もちろん、相談窓口としては、真剣度の高い低いに関係なく、同じように説明させていただきますので、「ちょっと興味があるんだけど」という方でも安心してご相談ください。
相談から実際に移住するまでには、いろいろとハードルがあるかと思うのですが、具体的にはどのようなハードルがありますか?
まずは地域選びで悩まれる方が多いですね。愛媛と言っても、地域によって特徴があり、どこに移住すれば理想の暮らしができるのか迷いますよね。検討を重ね地域を絞り込んでからは、仕事探しというハードルが待っています。東京と大阪にある「ふるさと愛媛Uターンセンターおしごと相談窓口」のキャリアコンサルタントなど、様々な窓口と連携をして、相談者をしっかりサポートしています。
お仕事探しの窓口とも、しっかり連携しているのですね。
そうなんです。私たち「愛媛ふるさと暮らし応援センター」と「ふるさと愛媛Uターンセンターおしごと相談窓口」では、毎月、合同で相談会を実施しているのですが、これは毎回、予約で定員が埋まってしまうほどの人気です。
そのほかにも、求人サイトの「あのこの愛媛」やハローワークなど、仕事探しで活用できるものはたくさんありますから、積極的な活用をお勧めしています。
地域選びに悩まれる方が多いとありましたが、地域の特徴などを簡単に紹介していただくことはできますか?
愛媛県は大きく東予(とうよ)、中予(ちゅうよ)、南予(なんよ)という3つの地域に分類できます。
東予地域は海沿いを中心に製造業が盛んでして、今治タオルなどは全国的な知名度を誇っています。また、造船業も有名ですね。日本一の紙の町もありますし、二次産業が発展している地域になります。
中予地域は松山市が愛媛県の人口の約三分の一を占める中心都市で、小売業、サービス業、あとは道後温泉を中心とした観光業といった三次産業が盛んな地域になります。
南予地域は柑橘栽培をはじめとした一次産業が盛んで、大分県との間にある宇和海では、真珠や鯛の養殖が日本一なんです。林業も盛んですね。
やはり、企業の数が圧倒的に多いので、移住先は松山市が中心になりますが、移住にとても力を入れている西条市の人気も高いですね。また、観光でしまなみ海道に来られて、その魅力にはまったという方がとても多く、今治市を移住先に検討される方も多いです。
私は愛媛のことをよくコンパクトシティと言っているんですが、都市部であっても海も近いし山も近い。どこに移住されても、身近に美しい自然を感じられると思います。農業を本格的に始めたいなら、松山市で始めることも可能ですし、自然の中でのんびりと農業を楽しみたいという方には、特に南予地域をお勧めしたいですね。
Uターンの場合は、ご実家のある地域に移住される方が多いのでしょうか?
Uターンの方も、みんなが実家の近くに戻られるのではなくて、地域の特徴を考え、比較検討される方が多いです。実家が東予地域や南予地域でも、仕事の選びやすさから松山市周辺を選ばれるケースもありますよ。
松原さんの個人的なご意見でも結構です。愛媛に住む魅力を教えていただけますか?
東京など都市部と比べると、時間の流れがゆったりしていることに魅力を感じますね。正直、どこにいても仕事の忙しさというのは変わらない気がするんですが、土台となる時間の流れはやっぱり、ゆったりしていて、違いを感じるんです。ちょっと息抜きをするときに、すぐそばに自然があるのは気持ち的に違いますね。
外食もそうです。すごく新鮮で美味しいものが安く食べられる。愛媛に住んでいるときは気づかないのですが、東京にいると本当にこれは実感します(笑)。
移住支援金などの制度については、みなさんの関心は高いですか?
愛媛県には移住支援金や移住者住宅改修支援など、移住費用の補助制度があります。相談の際には、こうした制度についても紹介しています。みなさん、意外と知らない方が多く、もっと活用いただきたいと思っています。
愛媛県への移住を実現された方に、何か共通の特徴のようなものはありますか?
移住を実現された方の特徴としては、目的意識がはっきりした方が多いという気がしています。やりたい仕事があるとか、住みたい場所があるとか、知り合いがいて、その人たちの近くに住みたいとか、目的はなんでもいいのですが、具体的な目的をお持ちの方が移住を実現しているような気がします。
愛媛に移住する目的がはっきりしていれば、たとえ転職先の仕事が合わないなどの問題が起きたときでも、そこに住む意味や魅力というのがあるはずなんです。そのため、「なぜ愛媛で暮らしたいのか」「このタイミングで地方に移る理由は」など、相談者の方が頭の中を整理するためのお手伝いをしたいと思っています。
最後に愛媛県への移住に興味をお持ちの方に向けて、移住コンシェルジュとしてメッセージをいただけますか?
移住を成功させるためには、地域をリスペクトする気持ちがとても重要だと感じています。移住したら地域貢献がしたい、役に立ちたいという気持ちはいいのですが、もともと暮らしている方の文化があることを、ぜひ忘れないでください。地域やそこに住む人々を尊敬する気持ちがなければ、どんな良い提案でもなかなか受け入れてはもらえません。
それから、これはぜひお伝えしたいのですが、移住後のお仕事がちょっと違うなと感じたとき、これを移住失敗と考えないでいただきたいですね。お仕事はその一つだけではありませんし、そういった際には愛媛県内での転職をぜひご検討ください。愛媛県の就職サポートの窓口もありますので活用いただき、良い環境を探していただけたら嬉しいですね。
お仕事やお子さまの学校の都合などで、最初は旦那さまだけが移住して二拠点で生活をスタートし、何年か後に合流するスタイルなど、少しずつ新しい移住の相談が増えてきています。愛媛に少しでも興味をお持ちなら、どんなご相談でも結構です。「愛媛ふるさと暮らし応援センター」をご活用ください。
あの人 この人
愛媛県求人インタビュー
「あの人 この人 愛媛県求人インタビュー」から、積極的に移住者を受け入れている事業者さんのインタビューをピックアップ!