東和工業株式会社｜あの人この人愛媛求人インタビュー

あの人この人愛媛求人インタビュー

社長から新入社員まで夢を持ち一丸となってものづくりに励む！

東和工業株式会社〒792-0011　愛媛県新居浜市西原町7番38号

四国唯一のフランジメーカー。新開発したコンベアローラーで海外市場を目指す。

東和工業は国内でも数少ないフランジメーカーで、１９６９年に創業した後、７８年にフランジの製造を始めた。フランジとは、パイプ同士を接続する際に利用される配管継ぎ手の一種で、同社では主に鋼製フランジを製造している。国内最大級の大型打抜きプレス機をはじめ、フランジ製造に特化した設備による一貫生産体制を確立している。
同社によると国内フランジ市場の８０％は、安価な輸入製品で「同じように作ると２０％くらい価格差がある」（神野恵介社長）という。同社では、作業効率を高めて大量生産することとフランジ製造に特化した生産ラインで、安価な輸入製品に対抗できる製品単価を実現。
様々なコスト削減の取り組みから生まれたのが、フランジと単管が一体となった「ＮＯＳフランジ」だ。従来型のフランジは配管と溶接することで、歪みや漏れといったトラブルの発生が懸念されていたが、同製品は一体鍛造型のため溶接が不要。こうしたトラブル要因を無くし、部品コストを抑えることもできるとしている。
また、新たな取り組みとして萩尾高圧容器㈱と共同開発したコンベアローラーは金属カバーと軸受部を一体構造にすることで、部品点数を減らし従来比30％のコストダウンに成功した。機能部品が直接外気に触れないため塩害や粉じんによる影響が少なく、従来品と比べて約２倍の耐久性も有する。
今後は国内はもとより、インドネシアやフィリピンなど東南アジアでも積極的に販売展開していく方針。さらには「ＮＩＩＨＡＭＡローラー」として欧州や米国にも売り込む展望も持っており、夢は広がる。

従業員紹介

松浦　広将さん（まつうらひろまさ）　２３歳　平成２５年４月入社

私は製造部第３製造課に所属しています。第１課、第２課のようにフランジ製造ではなくベルトコンベアローラーの製造を担当しています。ローラー製造に必要な材料切断から始まり、製造段取り、組立、溶接、塗装、検品、出荷までを少人数で担当しています。この商品は自社開発（萩尾高圧容器㈱と共同開発）の特許製品であり、その製造を任されていることで大きなやりがいを感じています。品質・価格の優位性を保つために１本１本魂を込めて作りこんでいます。