共に力を合わせて
尊厳と五感を大切にしたい
社会福祉法人友愛会 特別養護老人ホーム
希望ケ丘荘・希望ヶ丘荘アネックス大洲市
愛媛県大洲市にある社会福祉法人友愛会は、ご利用者が多床室とユニット型個室を選択できる2つの特別養護老人ホームを運営する法人です。 ご利用者の尊厳と五感を大切にし、その方らしく生活できるよう、共に力を合わせています。
理事長:下田 志保さん/介護主任:徳永 栄子さん/介護副主任:平田 雄一さん
理事長:下田 志保さん
介護主任:徳永 栄子さん
介護副主任:平田 雄一さん
「共に生きる」
一方的でない多方向の支え合い
社会福祉法人友愛会は、昭和51年に設立し、翌年、多床室の特別養護老人ホーム希望ケ丘荘を、平成17年にユニット型個室の新型特養(希望ヶ丘荘アネックス)を開設した法人です。現理事長の下田さんに理念や特徴について伺いました。
「基本理念は『共に生きる』で、ご利用者、ご家族、職員、地域の方々と共に支え合って生きよう、自然も未来も繋がっている、と解釈しています。多方向の支え合いがあり、ご利用者の優しさが心にしみ、活力になることもあるし、失語症のご利用者に皆で声をかけ続け発語された際は、ご本人と共に感動で涙したこともあります。ご利用者の尊厳と五感を大切にし、その方らしく生活できるよう、共に力を合わせています。ご自宅に寄る企画等で、ご家族やご近所の方に会われた際の格別の笑顔を見られると、私たちも幸せです。」
「当法人の特徴は多床室と個室の2事業所があり、選択できるところです。そして、多床室でもユニット型の個別ケアを導入しており、看取りは設立当初から取り組んできました。また、積極的に福祉用具を利用し設備の工夫をしています。手すり代わりになる棚や車いす用の流し台等の導入は建築学の先生に教えを仰ぎました。」
ご利用者と共に過ごしたから
溢れる笑顔が生むやりがい
希望ヶ丘荘と希望ヶ丘荘アネックスの介護主任の徳永栄子さんに入職したきっかけなどについて伺いました。
「私は当法人の新型特養のユニットケアという当時は珍しかった取り組みに興味が湧き入職しました。現在の仕事はマネジメント業務を主に、ご利用者の食事や入浴、トイレ介助なども行っています。ユニットごとに活動範囲は限られており、全職員と交流する機会が多いわけではありませんが、職員の年齢層は幅広く、多様な職場環境だと思います。」
また、徳永さんが普段の仕事のなかで感じる、やりがいについて伺いました。
「以前、足が不自由なご利用者に対し、職員が前向きな声かけをし、自立するための環境を用意しました。つかまり立ちなどの練習を重ねていくうちに、何も使用せず自立ができるようになられた時は、本当にやりがいを感じました。また、ご利用者とそのご家族が面会し、笑顔で会話されたり、その方らしく安心して生活されたりしている様子を見ると、長い時間をご利用者と共に過ごしてきた私にとって、そういった何気ない姿は本当に励みになります。」
心を通わせ楽しい時を
人生の最期まで寄り添う
次に希望ヶ丘荘で、介護副主任兼ユニットリーダーを担う平田雄一さんに、仕事内容などについて伺いました。
「現在、私は通常の介護業務を行いながら、ユニット単位のご利用者の様子やユニットごとの流れを管理し、改善などを進める仕事をしています。当施設ではユニットごとに雰囲気が異なりますが、やはりそこで働く各職員が、ユニットで生活するご利用者に合わせた対応をしているからだと思います。また、新しく入った職員に仕事を教える時も『職員よりご利用者を第一に、ご利用者のことを最優先に考えて動く』という意識の共有を図っています。」
また、看取り介護を行う平田さんに、仕事に対する想いなどについて伺いました。
「私はユニットケアを通し、時には私自身の家族の話など雑談を交えながら、ご利用者に『いい日だった』と感じていただけるように意識しています。看取りもその一連の延長であり、人生の最期まで、大切なご利用者に寄り添う特別養護老人ホームでの仕事が、私に合っているし、楽しい時間を可能な限りつくり続けることにやりがいを感じています。」
「できるまで一人にしない」
ご利用者・職員の双方が快適に
下田さんに、移住して来られる方へのサポート体制や求める人材像について伺いました。
「仕事の進め方は個々に合わせ、資格・経験の有無にかかわらず、『できるまで一人にしない』で周囲の職員もサポートすることで、実際に県外からUターンした職員にも順調に慣れてもらっています。また、働きながら介護福祉士等の国家資格を取得でき、費用の一部も支援しています。
大歓迎の人材像は、ご利用者の変化などに気づける心優しい方、明るい前向きな方です。職場環境は、画一的ではなく創意工夫がユニットごとに生かされ、知恵を出し合い、お互いを認め、支え合うことを理想としています。」
最後に、今後の展開と地域について伺いました。
「多床室改修の際には、更にICTや器具等を活用し、ご利用者・職員双方が快適なシステム導入、施設づくりをしていきたいです。しかし、いかにAIやロボット化が進んでも、心から自然に発する言葉、共有する文化や美意識、五感で思いを汲み取る力、細やかな気づきは人ならではです。そして、大洲市の強みは水資源と食料の豊富さです。水田は治水対策にも重要で、地域の財産と考えます。また、鵜かいや臥龍山荘もみどころで、カヌーもでき、町おこしも活発です。」
皆様のプロフィール
Interviewee Profile
社会福祉法人友愛会
理事長
下田志保さん
下田さんは最近、歴史や政治への関心が高まり、ネットや本を通して知ることが楽しいそうです。また、小さな焚き火台を購入したことから、焚き火デビューをして、揺らぐ炎と景色を楽しみたいと仰っていました。
〇〇〇〇の
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社会福祉法人友愛会
特別養護老人ホーム
希望ケ丘荘・希望ヶ丘荘アネックス
介護主任
徳永栄子さん
徳永さんは料理やドライブが趣味で、コロナ禍前は大分県や香川県などへの県外旅行を楽しんでいたそうです。
〇〇〇〇の
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社会福祉法人友愛会
特別養護老人ホーム
希望ケ丘荘・希望ヶ丘荘アネックス
介護副主任兼ユニットリーダー
平田雄一さん
休日は普段、お子さんと公園へ向かうなど、家族との時間を大切にしているそうです。趣味は漫画やサッカー観戦で、好きなチームを応援して楽しんでいるそうです。
〇〇〇〇の
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企業概要
Corporate Profile
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- 社 名
- 社会福祉法人友愛会 特別養護老人ホーム 希望ケ丘荘・希望ヶ丘荘アネックス
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- 住 所
- 〒795-0081 大洲市菅田町菅田丙495番地34
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- 電話番号
- 0893-25-3101
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- 事業内容
- 特別養護老人ホームおよび短期入所生活介護事業所の運営
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- 従業員数
- 61名
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- ホームページ
- https://kibougaokasou.jp/
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