日本有数のシェアを誇る
四国唯一の溶接材料メーカー
四国溶材株式会社今治市
四国溶材株式会社は、地域の金属構造物の製造事業を支えてきた、四国唯一の溶接材料メーカーです。取引先は大企業から家族経営の会社まで、長年に渡り顧客の信頼を得てきました。そんな同社が大切にする、地域に根ざした事業運営、仕事の魅力について伺いました。
総務部部長:本田 良孝さん、総務部情報システムセクション:武田 信二さん
総務部部長:本田 良孝さん
総務部情報システムセクション:武田 信二さん
「人の命に関わる仕事」
顧客や製品に対する誠実な対応
四国溶材株式会社は、愛媛県今治市にて、溶接、溶断、高圧ガス関連事業を営む、四国唯一の溶接材料メーカーです。1947年の創業以来、半世紀以上に渡って地域に根ざした事業運営を展開されてきました。お話を伺ったのは、総務部部長の本田良孝さんです。熊本県出身の本田さんは、2004年に同社へ入社され、社員評価制度の立案や制定に携われたそうです。そんな本田さんに、会社について案内して頂きました。
「弊社は、溶接材料を扱うメーカーとしても日本有数のシェアを占めています。その中でも、造船業で盛んな中四国地域に根付いた事業運営を行ってきました。大手企業と比べてお客様との距離感は近いので、ご要望などをダイレクトに受け製品に反映させることが出来るのは弊社の強みだと思っています。」
その他にも、四国溶材の製品は、ビルや橋といった大きな建造物から、公園の遊具や病院の階段など、いたる場所で使われているそうです。「私たちの仕事は、少しでも間違いがあると、人の命に関わるような重要な役割を担っています。だからこそ、顧客に対しても製品に対しても、真面目に誠実に取り組むことを大切にしてきました。」
会社全体に関わっていける部署
感謝の声が、仕事への原動力
そんな四国溶材株式会社には、製造部、営業部、事業創成チーム、総務部、経営管理部といった部署がありますが、その中でも社内システムの管理や、社業全体に関わるデジタル化などを担当しているのが、情報システムセクションです。入社21年目となる、武田さんにお話を伺いました。
「私たちの主な仕事は、IT技術を活用した、各部門のサポートとなります。業務のデジタル化は、会社の業務全体に関わってくることもありますので、責任感は大きいですが、社員からの「楽になった、助かった」という声を聞くと、やってよかったなと感じます。私たちの部署は少人数でありながらも、会社全体に関わっていける部署なので、とてもやり甲斐があります。」
他部署との関わりも多いと話す武田さんですが、四国溶材では業務以外にも様々な交流イベントが設けられているそうです。
「毎年恒例のおんまく祭りでは、全力で楽しもうと仲間と一緒に盆踊りに参加したのですが、その当時の様子を見ていた別の参加者から、「お兄さんいい顔をしているね」と褒められたことが、今でもとても記憶に残っていて、そういった共通体験が社員同士のコミュニケーションの土台にもなっていると感じます。」
顧客の要望に柔軟に応える
メーカー兼商社としての強み
そんな武田さんをはじめとした情報システムセクションのサポートを受け、日々顧客と関わっているのが営業部です。営業部では、造船会社などの大手企業から、家族経営をされている溶接会社など、様々な規模の顧客に営業をしています。本田さんに、営業部のお仕事について伺いました。
「弊社の主力商品は溶接材料となりますが、それだけでは溶接はできません。熱を加える為の溶接機や、作業者は火傷しないように専用の防護手袋やゴーグルも必要です。その他にも溶断の際には、また別の道具が必要になります。そこで弊社は、金属加工のあらゆるシーンでお客様の要望に答えられるようにと、自社製品以外にも多くの商品を仕入れ販売しています。」
続けて本田さんは、メーカー兼商社としての強みについても教えてくれました。
「金属加工に関するトータルなご提案ができることは弊社の営業職の大きな特徴だと思っています。お客様から頂いた要望の中には、営業担当者だけで答えられないこともあります。そういった場合には、メーカーとして専門の技術者もおり、社員で協力して解決していけるバックボーンもありますので、求職者の方は安心して頂ければと思います。」
重要なのは顧客との信頼関係
土台にある充実した研修制度
四国溶材の営業職の特徴について話してくれた本田さんですが、最も重要なのは人間関係をいかに構築できるかにあると話します。
「先程もお伝えしました通り、弊社ではメーカーとしてのバックボーンがありますので、商品知識や技術力を高めて頂くというよりも、お客様と信頼関係をつくることに注力して頂ければと思っています。要望をヒアリング出来なければご提案も難しいので、日頃抱えている悩みを話して頂けるような、人間関係を作りなさいと社員には話しています。その上で商品の配達というのは重要なポイントだと考えています。ただ配達をするのではなく、実際にお客様の現場に伺い、仕事の内容も見させて頂くことで中身が見えてきて、相手を知ることに繋がるからです。」
最後に本田さんは、求める人材像について話してくれました。
「1つ目が良好な人間関係を構築できる人、2つ目が何事も前向きに取り組める人、3つ目が忍耐力のある人です。弊社では、各種研修制度や資格取得補助、Eラーニングの導入、健康管理など、万全なサポート体制を用意しておりますので、ぜひやる気のある方には応募して頂ければと思っています。」
皆様のプロフィール
Interviewee Profile
四国溶材株式会社
総務部部長
本田 良孝さん
休日は、ドライブをしながら食事やショッピングを楽しんでいると話す本田さん。今治市の風光明媚な景色や地元で捕れた鯛など、地元の魅力を満喫されているそうです。
〇〇〇〇の
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四国溶材株式会社
総務部情報システムセクション
武田 信二さん
趣味を仕事にしたいと話す武田さん。「こんなプログラムを作ったら面白いかな」と考え、一日中パソコンに向き合う日もあるそうです。また、日頃の疲れを癒すために、日帰りで近場の温泉へ行くこともあるそうです。
〇〇〇〇の
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企業概要
Corporate Profile
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- 社 名
- 四国溶材株式会社
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- 住 所
- 〒794-0083 愛媛県今治市宅間甲360
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- 電話番号
- 0898-23-3500
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- 事業内容
- 溶接棒、溶接ワイヤの製造販売
各種溶材ガスの販売
溶接溶断設備の販売
他金属加工機の販売
機械試験
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- 従業員数
- 160人(2021年12月取材時)
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- ホームページ
- http://www.sweco.co.jp/
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