あの人この人 愛媛求人インタビュー

室内から見渡すことの出来る、自然豊かな庭園の様子。

「野ウサギが子育てに来る」
庭と建物が一体となった職場

社会福祉法人愛心会宇和島市

美しい四季折々の花々。つがいの小鳥が来れば、野ウサギも遊びに来る。そんな自然の豊かさ溢れる庭園と、著名な設計士によって作られた建物が一体となった施設。それが、社会福祉法人愛心会です。多くの受賞歴を持つ同施設の魅力、取り組みについて伺いました。

事務長・施設長補佐:亀岡 千寿さん、ユニットリーダー:山本 君子さん

事務長・施設長補佐:亀岡 千寿さん
ユニットリーダー:山本 君子さん

外部から高い評価を受ける
自然の魅力を活かした施設

社会福祉法人愛心会は、2007年に設立された高齢者向けの福祉サービス事業を展開する社会福祉法人です。現在は、特別養護老人ホームあさひ苑と短期入所施設あさひ苑を運営しています。2008年に開所された同施設は、同年の医療福祉建築賞、ランドスケープコンサルタンツ協会最優秀賞を受賞されています。全ての部屋から庭が見える構造が特徴で、自然や四季の移ろいを五感で感じられるようになっています。庭と建物を一体としている同施設は、上記の受賞に限らず、専門誌に掲載されるなど幅広く評価を受けています。

「施設内の遊歩道には浸透管が通っており、屋上で受け止めた雨水を、徐々に土に流しています。屋上が緑化されていることで室内は外気温と約5度差があり、冬は暖かく夏は涼しい、暮らし易い環境となっています。また、庭園では植物以外にも、柑橘類や農作物も育てており、収穫した食材を使った料理は利用者様にも大変好評です。」

そう話すのは、事務長兼、施設長補佐の亀岡千寿さんです。同法人の理事長を務めるお父様のもと、創設メンバーとして長年従事されてきました。

緑豊かな庭園を背景に笑顔を見せる、事務長・施設長補佐の亀岡千寿さん。

利用者だけでなく職員も
関わる人全ての憩いの場

庭と建物が一体となった構造のあさひ苑ですが、その自然の豊かさは利用者だけでなく、そこで働く職員にとっても特別な場所となっているそうです。

「庭の巣箱に小鳥がやってくることや、野ウサギが子育てにくること。また、四季折々の自然を感じられる。そのどれもが、利用者様だけでなく同じように職員も感じています。日々の介護の仕事は、遣り甲斐や達成感もありますが、大変な部分もあります。そんな時、自然を直に感じられるこの環境は、職員にとっても非常にありがたい憩いの場所となっています。」

同法人では、選択定年制度を設けており、退職日の半年前までに申告があれば、60歳から66歳の間で自由に定年を迎えることができます。それぞれの働き方に合わせたサポート体制を用意しています。

「自分たちが住んで良いと思える施設づくり」この想いを大切に、職員の皆さんは日々お仕事されているそうです。利用者だけではなく、そこで働く職員のことも考えた施設づくり、運営は、関わる多くの人に安らぎと喜びを与えているようです。

庭園に設けられた巣箱で子育てをする野鳥。

お互いを認め合い信頼する
強い絆で結ばれた職員

そんな利用者だけでなく、職員にも寄り添った愛心会にて、業界未経験、無資格から入職し、現在はユニットリーダーとして活躍されている山本さんにお話を伺いました。山本さんは、今年で勤続13年目になるそうですが、食事介助、入浴介助、排泄介助など、主に利用者の一日の暮らし全般をサポートされているそうです。現在のお仕事の遣り甲斐についてお聞きしました。

「自分が利用者様と関わる中で、笑顔がなかった方が笑って下さるとか、食事をあまり取られなかった方が、召し上がって頂けるようになるとか、そういった利用者様の変化を肌で感じられるのが一番の遣り甲斐だと思っています。」

愛心会では、ユニット・シフト制を導入されており、1人でのお仕事もよくあるそうですが、職員の皆さんは強い信頼関係で結ばれているそうです。
「同じ利用者様を1人ずつ交代で見ることもありますが、自分が休んでいるときに、他の職員がちゃんとケアをしてくれているので、とても安心して引き継ぐことが出来ています。1人で仕事をする時間があるからこそ、お互いを尊重して認め合うことが出来ているのだと思います。周りの仲間に改めて感謝したいです。」

利用者への食事を準備する、ユニットリーダーの山本君子さん。

充実した社内研修制度
重視するのは、人間性

愛心会では、定期的に社内研修・勉強会を開催しています。
「シフト制なので出勤退勤の時間も様々ですが、全職員が同じ学びを共有できるよう研修は複数回にわたって実施しています。また、研修後に必ず振り返りの時間を設けることで、職員のスキルアップに繋げています。」
山本さんは、こういった自社の手厚い研修制度にとても感謝をされており、「自慢の会社です」と誇らしげに仰っていました。

最後に、求職者の方へ向けて亀岡さんは話してくれました。
「求める人材像として、介護経験者であることや、有資格者であることよりも、仕事に対する熱意や、真面目さなど、その方の人間性を重視して採用の判断をさせてもらっています。定期的な研修も行っておりますので、未経験の方でも安心して来ていただけたらと思います。」

社会福祉法人愛心会では、お話を聞かせて頂いた山本さんのように、無資格で入職された方も多いそうですが、入職前から受けられる手厚い研修制度などによって、多くの職員が業界未経験から国家資格の取得をされています。利用者を大切にし、自然を大切にし、また職員を大切にする。そんな愛心会の想いに共感できる方には、ぜひお勧めしたい会社です。

定期的に開催される、職員研修会。

皆様のプロフィール

Interviewee Profile

亀岡千寿さん

社会福祉法人愛心会
事務長・施設長補佐

亀岡千寿さん

休日は、ショッピングを楽しまれているそうですが、最近は東京にいる大学生の娘さん2人とテレビ電話を使って、楽しくコミュニケーションを取っているそうです。

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山本君子さん

社会福祉法人愛心会
ユニットリーダー

山本君子さん

3年ほど前から筋肉トレーニングの為にジムに通われているそうです。また、苦手なパソコン操作を克服しようとスキル向上の為、パソコン教室にも通われており、充実した毎日を送られているそうです。

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企業概要

Corporate Profile

  • 社  名
    社会福祉法人愛心会
  • 住  所
    〒 798 - 0102 愛媛県宇和島市三浦西4979番地
  • 電話番号
    0895-30-2707
  • 事業内容
    特別養護老人ホーム
    短期入所施設
  • 従業員数
    50人(2021年2月取材時)
  • ホームページ
    http://wwwd.pikara.ne.jp/uwajima-asahien/
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