有限会社SPC｜あの人この人愛媛求人インタビュー

あの人この人愛媛求人インタビュー

「顧客へ美を届けたい」
社員がつなぐ特別な製品

有限会社SPC新居浜市

新居浜市に本社を置く有限会社SPCは、不織布を用いたフェイスマスクのOEM製造に特化した企業です。幅広い顧客ニーズに対応し、社員一人ひとりが心地よく働ける環境づくりを実現している同社を伺いました。

常務取締役：篠原　健吾さん

（動画再生時間 0:30）

「地域と業界に貢献したい」
世界中に求められる企業へ

2005年に設立した有限会社SPCは、フェイスマスクやスキンケア製品の処方開発から製品の製造まで、一貫体制を実現する企業です。同社に2017年に入社し、現在は常務取締役を務める篠原健吾さんに、ビジョンなどについて伺いました。

「弊社は『美への追求』を通して、新居浜市の発展や化粧品業界の市場拡大を目指しながら事業を展開してまいりました。現在、OEM製造が全体の8割を占め、フェイスマスクのほかに不織布加工品やスキンケア、エッセンスなども手がけています。製品はアジア圏を中心に輸出され、また通販サイトでは全国のお客様から支持をいただいております。新居浜市は化粧品に携わる企業が少ないことから、まずは弊社から全世界へ発信し、この業界の一翼を担っていくことを目指しています。現在の拠点は本社と新居浜工場、阿島工場がありますが、製造におけるコストダウンや生産スピード向上のため、新しい拠点となる観音原工場を建設中です。弊社は業界シェア率がトップクラスなこともあり、『地元を代表する企業』として、更なる新居浜市の発展に寄与していきたいと考えています。」

ニーズを引き出すやりがい
本当の「顧客満足」を求めて

地域に貢献し、業界の市場拡大を目指している同社。篠原さんに、ご自身の仕事におけるやりがいなどについて伺いました。

「私は大学卒業後、故郷である新居浜市に戻ってきました。現在は常務取締役として、主にお客様への提案業務に努めています。弊社のOEMでは、全国のお客様から依頼を受けた後、打ち合わせや提案、パッチテスト、製造を通して納品され、最終的に一般ユーザーに届けられます。お客様自体が気づいていない潜在ニーズを見つけ出し、化粧品の形状や美容液の種類などの提案が評価されて採用に至った時、とても達成感があります。そういった顧客満足を追求することで、長年お付き合いいただいているお客様が増えているのではないかと思っています。また各部署のグループリーダーを中心に、人材育成にも力を入れています。勉強会や研修制度の見直しを行っている段階なので、今後は社員の働きやすさや学び続けられる環境を整えていくことに挑戦していきます。」

お客さんが手に取る自社製品
後輩へ連鎖する温かい社風

顧客の潜在ニーズを見つけ、高品質な製品を提供している同社。2016年に入社し、製造部門を務める塩見希歩さんに、現在の仕事について伺いました。

「私は製造部門で梱包作業を中心に担当しています。私自身が携わった製品が店頭に並び、お客さんの手に渡っている光景を見ることが、やりがいにつながっています。最近は新たにオペレーター作業にも挑戦しており、先輩が丁寧に教えてくれるので安心して取り組めています。社内は和気あいあいとした雰囲気で、温かい人間関係が築かれていると思います。手作業が多い梱包作業では、時間内で効率よく仕上げることができた時に、達成感があります。力仕事が少ないため、性別や年齢にかかわらず、誰でも働きやすいと思います。後輩社員との関わり方は、気軽に声をかけることや、困っている様子を見かけたら手助けするなど、先輩から学んだことを活かしています。仕事で扱う化粧品は私自身も愛用しているものなので、お仕事で関わられていることが嬉しいです。」

「誰でも」働ける体制づくり
パフォーマンス最大限の企業へ

温かい関係性が築かれ、助け合いの社風が広まる同社。篠原さんに、求める人材像などについて伺いました。

「弊社が求めている人材は、職種未経験でも、真摯な姿勢で仕事に取り組める方です。工場では化粧品に携わるため、衛生面に気を配り、生産ラインでの連携力が不可欠です。他の社員とも誠実に協力できる人が力を発揮しやすい環境だと思います。事務など非製造部門では、クリエイティブな発想が豊富な方々が活躍しており、そういった方が活躍しやすい部門だと考えています。弊社では現在、ベトナムやミャンマーといった海外の技能実習生の受け入れや、障がい者の雇用にも積極的に取り組んでおり、働く社員は年齢層も幅広いため、『誰でも働きやすい職場』が弊社の魅力だと思います。社員は未経験から入社した方が多いですが、弊社では資格取得支援制度や資格手当を充実させているので、働きながらスキル向上に挑戦できます。福利厚生では、コロナ禍前に海外などの社員旅行を開催していたので、そういった制度も時代の変化に合わせて見直しを進め、今後も社員を大切にする経営体制を目指して展開してまいります。」