宇和島の魅力を世界に発信
人を愛し、地域を愛する会社。
株式会社宇和島プロジェクト宇和島市
愛媛県宇和島市にて、女性社員がのびのびと働き活躍しているのが株式会社宇和島プロジェクトです。「サバキ女子」や「養殖体験ツアー」など、様々な新規事業を手掛ける同社ですが、その土台にある「人を大切にする社風」について伺いました。
代表取締役社長:木和田 権一さん、経営管理部(企画課):西島 百合子さん、経営管理部(企画課):奥村 悠さん
代表取締役社長:木和田 権一さん
経営管理部(企画課):西島 百合子さん
経営管理部(企画課):奥村 悠さん
関わる全ての人を幸せにしたい
想いを形にした「みかん魚」
株式会社宇和島プロジェクトは、愛媛県宇和島市にて養殖・流通・加工を営む水産会社です。創業者である木和田権一さんは、地元の高校を卒業後、宇和島漁業協同組合に就職されていましたが、水産物の流通経路への問題意識をもち、「生産者の所得を少しでも増やす為に」との思いで2010年に同社を設立されました。同社が手掛けた、みかんの絞りかすを餌に混ぜ飼育した「みかん魚」は、大手回転寿司チェーン店での販売をきっかけに、魚が苦手な子供でも食べやすいと評判で人気を集めました。農業と水産業のコラボを実現した同商品は、フードアクションニッポンアワード2015にて最優秀賞を受賞しています。
木和田さんに、同社が掲げる企業理念について教えて頂きました。
「食品を通じた当社のビジネスには、地域の生産者さんから、加工業者さん、配送業者さんなど、数多くの人が関わることで成り立っております。このうちの誰か1人でも欠けてしまうとビジネスは成立しません。それぞれが適正な利益を生み出し、ビジネスに関わる全ての人を幸せにしたいというのが当社の企業理念となっています。」
新規事業やコラボ企画
「やってみたい」が溢れる職場
そんな同社の崇高な理念、創業者の人柄に惹かれ入社されたのが、経営管理部企画課の奥村さんです。経営管理部企画課では、新規事業の立ち上げや、イベント開催の他、BtoCに関する事業など幅広く業務に携わっているそうです。
そのうちの一つである、「サバキ女子」について教えて頂きました。
「サバキ女子というのは、マグロの解体ショーを私たち女性社員が皆さんの前で実演するという企画商品となっています。食育や魚食、文化の普及を目的として、企業様のセレモニーイベントや量販店など商業施設で主に披露させて頂きました。」
そんな奥村さんは、保育学科をご卒業されているそうですが、今後は、小学校や保育園においても解体ショーを行い、多くの子供達に喜んでもらいたいのだと、嬉しそうに次の目標について話してくれました。
また奥村さんのご実家は、静岡県で干物屋さんを営まれているそうですが、大切にしている故郷の干物の魅力を届けたいとの想いで、宇和海で獲れた魚をご実家で干物にして、ネットショップで販売するというコラボ企画も計画されているそうです。
「どうせやるなら本気でやる」
社員が共有する大切な価値観
「奥村さんのように、自身がやりたいこと、チャレンジしたいと思うことを応援してくれるのは弊社の魅力の一つだと思っています。」
そう話してくれたのは、同じく経営管理部企画課の西島さんです。
西島さんは、IT企業や地域おこし協力隊、海外での就労など、これまでの経験の集大成が発揮できる場所だと思い、宇和島プロジェクトに入社されたそうですが、普段の仕事内容について教えて頂きました。
「最近では、養殖体験ツアーと呼ばれる体験型のコンテンツをつくりました。宇和島は市としても、来て楽しんでもらうというコンテンツ不足が一つの課題でしたので、それを自分で作れたことは大きな達成感がありました。参加者から、「宇和島の魅力について知ることができ、かつ楽しい体験が出来た」と喜んで頂けたのでとても嬉しかったです。」
続けて西島さんは言います。
「人生の中で、仕事の時間というのは大きな割合を占めていると思います。だから、どうせやるなら楽しいと感じられること、やりたいことに取り組みたいと思っています。社長をはじめ、弊社にはそういった価値観を大切にしている社員が多いので、やりたいことがある人、やる気がある人には是非オススメしたいです。」
商品開発、新規事業の展開
水産業界の枠を越えた会社
奥村さんや、西島さんのように女性社員さんが主体的に活躍している宇和島プロジェクト。
入社後も、自身の「やりたい」を表現していく過程で、必要であれば部署異動などにも柔軟に対応している同社ですが、木和田さんの想いについて西島さんが話してくれました。
「社長は本当に人を大切にしている方なんです。地域の方やお客様だけでなく、一緒に働く私たち社員に対しても、働きやすい環境を整えてくれています。何か悩み事や不安な事があれば、気兼ねなく相談してねといつも声をかけてくれます。私たちが自由に楽しく、やり甲斐を感じながら仕事をさせて頂けているのは、社長との距離感の近さや、風通しの良い社風のおかげだと思っています。」
企業理念に基づいて、人を大切にした経営を続ける同社ですが、ハラール認証の取得、長時間変色しない「チョコブリ」の開発など、みかん魚に続けて、新たな商品の開発や研究にも力をいれています。2022年完成予定の新社屋はもちろん、今後は大手企業と実証実験した空調機械の販売事業開始など、水産業界の枠に留まらず躍進し続ける同社に大いに期待です。
皆様のプロフィール
Interviewee Profile
株式会社宇和島プロジェクト
代表取締役社長
木和田 権一さん
休日は、主に趣味のゴルフをして過ごされている木和田さん。広々としたゴルフ場で体を動かすことが、自身の健康管理にも役立っていると話してくれました。
〇〇〇〇の
求人情報を見る
株式会社宇和島プロジェクト
経営管理部(企画課)
西島 百合子さん
神奈川県出身の西島さん。趣味は三味線で、宇和島に来てから習い始めたそうです。地元の夏祭りの時には「宇和島音頭」という曲を弾いて、観光客に披露するのが楽しみだそうです。
〇〇〇〇の
求人情報を見る
株式会社宇和島プロジェクト
経営管理部(企画課)
奥村 悠さん
休日は、魚釣りやダイビングをして過ごされているそうですが、静岡県出身の奥村さんにとって宇和島の小中学生が釣り竿を持ち、自転車に乗っている光景にはとても驚いたそうです。
〇〇〇〇の
求人情報を見る
企業概要
Corporate Profile
-
- 社 名
- 株式会社宇和島プロジェクト
-
- 住 所
- 〒798-0006 愛媛県宇和島市弁天町2丁目1番66号
-
- 電話番号
- 0895-49-5600
-
- 事業内容
- 宇和海の漁船漁業者・養殖業者の経営安定のための需要創造・開拓
宇和海水産物の安定的販売チャネル開発、ブランド価値向上と安定供給
水産物を中心に食品の高付加価値化を目指す商品開発・加工技術向上
さらなる地産地消の推進と地域での職域づくり
宇和海水産物の海外輸出促進まちづくり
-
- 従業員数
- 58人(2021年12月取材時)
-
- ホームページ
- http://www.project-u.jp/
求人情報を見る
「あのこの愛媛」は愛媛県の
公式求人情報・移住情報サイトです
- 「あのこの愛媛」は愛媛県が運営しています。
- 伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫、いよぎん地域経済研究センター、エス・ピー・シー、野村総合研究所、HRソリューションズ(以上、順不同)は「あのこの愛媛」の運営・推進に協力しています。
- 著作権者の許可なく、サイト掲載のコンテンツを利用・転用することを禁じます。