両門 葵さん |
21歳 |
愛媛県 |
4年目 |
社名 | 株式会社世起 |
---|---|
事業内容 | 菓子製造、食品加工、菓子卸売 |
http://www.seiki-net.co.jp/ | |
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お仕事まるごと研究所 TOPページ > 「食品製造」の研究結果 > 「菓子製造会社」の製造・企画開発
両門 葵さん |
21歳 |
愛媛県 |
4年目 |
社名 | 株式会社世起 |
---|---|
事業内容 | 菓子製造、食品加工、菓子卸売 |
http://www.seiki-net.co.jp/ | |
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私は新しい自社製品を生み出す企画開発の仕事に携わっています。
私たちの商品を扱ってくださっている問屋さんなどから、「これが売れているからこういうのを作りたい」
「特産品にちなんだ味のお菓子を作ってほしい」「定番商品の限定パッケージを作りたい」などの要望を
営業さんがヒアリングし、それを実現するために私たちが試作をします。
3日から1週間など、ある程度期間を決めて取りかかるのですが、思い通りのものができず、
何回も試作品を作って確認してもらうということを何度も繰り返すこともあります。
お菓子自体だけでなく、パッケージのデザインや原価計算をした上での価格決定なども担当するので、
とてもやりがいがありますし、商品ができたときにはすごく嬉しいです。
道の駅やお土産屋さんなどに行くと、自分が手がけた商品が置いてあるか、つい見てしまいます。
その他にも、県内外で行われる食品・菓子関係の展示会や商談会、
販売するところで行われるフェアなどにも参加します。
そういうときにはチラシやパンフレットを制作したり、サンプルを配ったり、試食をしていただくなどの
接客をしたりと様々な仕事をします。繁忙期には現場のお手伝いにも入ります。
私はあまり人付き合いが得意なほうではなかったのですが、そうした業務をこなしていくうちに
成長することができました。パッケージ屋さんやデザイナーさんなど、親しくなった方とは、
特に仕事もスムーズに進めることができます。
接客をしているときには年配のお客様などから私たちの商品のファンだと言っていただけることも多く、
嬉しさを感じます。
8:10
出社
8:25
環境整備、掃除
(デスクや共用部分など、仕事をスムーズに 進めるための環境を整える) 8:45
全体朝礼
9:00
試作品制作、品質・味のチェックなど
11:00
打ち合わせ
外部のパッケージ業者さんと 社内でデザイン打ち合わせ 12:00
昼食(お弁当を持参)
14:00
展示会・商談会の準備
17:00
製造現場の確認
18:00
退社
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こんな人にオススメ!フットワークの軽い人にオススメ!企画開発は、依頼や要望を受けたらその企画にすぐに取り組めるような、フットワークの軽さが必要な仕事ですね。これをこのくらい配合してみよう、こういう工夫をしてみようなど、柔軟な発想をしつつとりあえずやってみよう!という気持ちが大切です。試行錯誤を繰り返すことで一歩ずつ完成に近づいていくので、良くなかった点は冷静に分析し、その失敗を生かして次の試作に取り組んでいける、チャレンジ精神が旺盛な人に向いていると思います。 |
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業務のオモテ・ウラ
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私は、最初の1年半ほどは製造の現場にいたのですが、そこから企画開発に携わるようになりました。この仕事で大切なのは、まずは作ってみるということだと思っています。机の前に座って、頭の中でいくら考えていても、製品はできません。思いついたことをまずやってみて、そこから調整して完成まで持っていく。そうやって苦労を重ねて自分たちの作った商品が店頭に並んでいるのを見たり、お客様から「おいしかったよ」と声をかけていただいたりすると、本当に嬉しいですね。自分たちの工夫を形にして、それでお客様に喜んでいただけたとき、企画開発という仕事の醍醐味を感じます。
お菓子の製造をしている会社ということで、入社したときは食品の製造に携わるのが仕事になると思っていました。でも実際に業務をしてみると、チラシや資料を作成するなど、思っていたよりもデスクワークが多いことに驚きました。元々パソコンがあまり得意ではなかったので、パソコンのソフトを使ってPOPを作る作業などでは大変な思いもします。入社してから、優しい上司や先輩の方々にいろいろなことを教えてもらったので、新人さんが入ったときに今度は私がいろいろと教えてあげられるよう、頑張って経験を身につけていきたいと思っています
要望を受けて新しい商品を生み出していく仕事 | |
試作からパッケージ製作、原価調整まで商品化の全段階に携わる | |
自社PRや商品販促のために展示会や販売フェアにも参加する |